Moominvalley

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Moominvalleyという洋書を英語学習の一環で、読破しました。

図書館で借りたものなので、2週間くらいかけて(私とっては駆け足で)、ムーミンのお話についてやキャラクター達についての豆知識を得ることができました。

ただ、ムーミン素人の豆知識なので、お詳しい方からしたら、今更という感じだと思います。。。

これまで、ムーミンについては、ほんわかとした可愛らしい絵と主要キャラ達の特徴をなんとなく分かっているつもりでしたが、深くは知らなかったのだなと実感しました。

ムーミン豆知識①

スナフキンとミイが兄妹だということ。(知っている人は知っているかもしれませんが)

二人のお父さんとお母さんは同じで、お母さんは、他にも子供がたくさんいるとのこと。

お母さんはミンブルという子だくさんのキャラで、人間社会の中にある、母はこうあるべきという偏見のない、おおらかな世界観を感じました。どちらかというと生物という大きな括りの中での母性の象徴というイメージを持ちました。(崖の上のポニョのポニョのお母さんのようなイメージを感じました。)

*ミイとスナフキンのお母さんはミムラ姉さんとも言われているようです。

ムーミン豆知識②

初期のムーミントロールの顔が怖い。

目が赤く、つり上がっていて、全体的に細長くて、妖精?怪物なのでは?と思ってしまいました(笑)

ムーミン豆知識③

ニョロニョロは、Hattifatteners(ハッティファッティナーズ?)という名前である。

しかも、とてもイタズラで人間の庭を荒らしたり、ビールを飲んだりとかなりやんちゃらしい。

ムーミンパパが若い頃、ニョロニョロと一緒にイタズラをした過去があり、今はそれを恥ずかしい思い出だと思っているとのこと。

ムーミン豆知識④

モランはGrokeという名前の「寂しさ」を象徴するキャラだったこと。

このことは、私にとっては衝撃的なことでした。

我が家には数年前からモランのぬいぐるみがいて、どんなキャラか分からず、直感でウチノコにしました。

薔薇を持って、黄色目でニヤッとした様子は怪しいながらも愛らしいヤツだなと気に入っていました。

そのモランがムーミンママでさえ遠ざけるGrokeだとは!

Groke(モラン)は、すべてを凍りつかせてしまうので、みんなから怖いと疎まれているというキャラ。悲しいことに、Groke(モラン)は暖まりたくても暖まることもできず、他人と触れ合いたいのに、自分の特性のためにそれが叶わず、常に孤独でいるのでいるということ。

なんて悲しいのだろう。泣き声をあげていることもあったようで、我が家のモランちゃんを大切にしたと思いました(涙)。

人間社会にもそういうことってあるのかもしれないなと深く考えさせられました。

とにかくたくさんのキャラがいて、愚痴ばかりでマイナス思考のキャラ、自信がなくて可哀想がられたがりのキャラ、頑なで歩み寄りのないキャラ、図々しい上に他者を見下すキャラなどなど

いい人ばかりでない、むしろクセのあるキャラばかりのムーミン谷であるということがよくわかり、そんな中でもムーミン一家は、特にムーミンママはどんなキャラも(モラン以外)受け入れ、美味しいクッキーをみんなに振る舞い分け隔てなく淡々としている博愛精神は目を見張るものでした。

複雑な人間関係の中で、深く考えずに単純に考えられることはある意味ものすごい才能なのではないか、鈍感でいることも世知辛い世の中で精神をやられないためには必要な能力なのではないかとムーミン一家を尊敬してしまいました。

気にしないこと、時には忘れること。

スナフキンやミイも自分なりの哲学的思想を持っていて、一人でいることの大切さ、権力に流されないこと、自分なりの視点を持つことなど、おおらかなムーミンの世界観の中でも個人を尊重することの大切さを感じ取れました。

違うのは当たり前で、お互いを尊重し、共存せずとも共生していくこと。

理想的なことはすぐには難しいけど、意識し続けることが大切なのかと。

まだ一冊目で大変烏滸がましいですが、トーベ・ヤンソンさんからのメッセージを自分なりに解釈してみました。

いつかフィンランドに行く機会があったら、タンペラという街にあるムーミン美術館へ行ってみたいなと思いました。

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